アイカツスターズ!第32話 進め!ゆずこしょう!あらすじと感想
あらすじ
小春がイタリアへ旅立ち、ローラが実家に帰った。一人でトレーニングに打ち込むが、元気がないゆめ。
ゆずとあこは、ゆめを強引に誘って、ユニット「ゆずこしょう」を結成する。
最初は乗り気じゃなかったゆめだが、ゆずやあこ、すばる、そしてファンの声援で元気づけられ、秋フェスのステージに立つことに。
結果は3位SKYーGIRL、2位ゆずこしょう。優勝したのは、ゆり、リリィ、ミキの幹部三人によるユニット「幹部ーズ」だった。
感想
ゆめは一人じゃない。
そもそも、タイミングが悪かったのだと思う。
OP曲&ED曲が変わり、「OPはゆめ×ローラでEDはゆめ×小春か!!」
と(自分を含む視聴者が)喜んでいた矢先に、
小春はイタリアへ、ローラは実家へ、ゆめ自身はステージで倒れてしまう。
自分が一番きつい時に、幼なじみの小春と親友兼ライバルのローラはそばにいない。
こんなに辛いことはないだろう。
状況からして、ネガティブになるのはしかたない。
ゆめ「私は、正直秋フェスに出場するつもりはありませんでした」
ゆず&あこ「ん・・・」
玉五郎「あらま、どうして?」
ゆめ「ちょっと、不安なことがあって、どうしたらいいのかわからなくなっちゃったんです」
玉五郎「なぜ、出場する気になったの?」
ゆめ「まだ不安はありますけど、でも、一人じゃないので。こんな私を引っ張ってくれる仲間たちがいて、応援してくれる人たちがいるから、だから、だから今の私ができるパフォーマンスを全力でやります!!」
すばるや、ファンの声援は言うまでもないが、ゆめ復活の一番の功労者はあこだと思う。
ゆめと特に仲の良かった二人はいなくなり、真昼は先輩たちとユニットを組んだ。
そして一年生組で残ったのがあこだった。
あこは、個性的で実力もあるけど、素直じゃないし、すばるのことでゆめをやっかんでくる、捉えようによってはめんどくさい人物とも言える。
だが、そのあこが(多少空回りしつつ)ゆめの反応が悪くても、諦めずにゆめを励まし続け、少しキツいことも言い、最後は同じステージに立った。
あこの優しい一面が見られた、今回はそんな話だった。
ゆず先輩はとにかくスピード感があった、神速と言ってもいい。
ユニットを組んで、ユニット名を決め、ドレスを決め、ゆめとあこにダンスを指導してステージに上がる。
これだけのことを秋フェス当日に終えてしまった。
秋フェスの結果は2位だったが、他の2チームには充分練習する時間があったことを考えれば、上等だろう。
ゆず先輩はダンスが得意だが、ダンスには即興ダンス(Contact Improvisation)*1というテクニックがあるらしい。今回のこともダンスの経験が活かされているのではないか。
ゆず先輩はS4で唯一の二年生だ。他の三人が卒業したとき、四つ星学園のトップになり、後輩を指導するのは、ゆず先輩なのかもしれない。
ついにローラのママ、桜庭七海さん登場。
「私はプロのピアニスト、娘だからって手加減はいっさいしませんよ」とローラに似て厳しそうだ。
(美人だけど、ゆめのお母さんに比べたら、まだ年相応かな?)