常在戦場

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アイカツスターズ!第55話 行っちゃお☆ヴィーナスアーク!あらすじと感想

あらすじ

ヴィーナスアークに到着したゆめ、ローラ、真昼の前に、イタリアに留学した小春が現れる。エルザにスカウトされた小春は、ヴィーナスアークの生徒になっていた。

ゆめたちはレッスンを見学する。エルザがプロデュースしたスクールドレス、エルザが考案したトレーニングエルザサイズなど、ヴィーナスアークではアイドルの個性を殺してエルザ色に染める方針だ。それに反発する真昼。

そこに現れたエルザは、個性を消した上で、それでもにじみ出る個性こそが本物だと言う。そしてゆめたちにヴィーナスアークの実力を見せるためにきららと二人でステージを行う。

感想

アイドルサンドイッチ

ついに小春が帰ってきた・・・!ゆめと会うのは半年ぶりくらい?(電話では2ヶ月ぶり)

敵であるヴィーナスアークに入ってしまって、ゆめとの関係はどうなる?・・・と思っていたが、今のところ確執は無くてよかった。

一晩で380枚もデザイン画を書いたという小春。これは並大抵のことではない。

ゆめやローラの実力は見抜けなかったエルザだが、小春のデザイナーとしての実力は見抜けたらしい。

上は再開を喜び合うシーン だが、小春に抱きついたゆめを介して、小春の手を握るローラという構図になっている(すげぇ・・・)

ヴィーナスアークの特徴

 今回、ヴィーナスのアイカツの特徴が判明した。具体的には以下のふたつ。

VRトレーニング『エルザサイズ』

 これはVRを使ったトレーニングだ。体だけでなく、演技力も鍛えられるらしい。筋トレから、崖登り、砂漠でのウォーキングまで多彩なトレーニングができる。

イメージトレーニングだけでも筋力がつくという説もあるので、あんがい効果があるのかもしれない。*1

スペースが限られているというヴィーナスアークの事情と合っていると思う。

1つだけ気になったのは、エルザ自身のトレーニングだ。エルザサイズでは、エルザ自身はかけ声をかけるだけだった。

毎回ステーキを食べている印象しかないので、どんなトレーニングをしているか気になる(普段は生徒たちと一緒にエルザサイズをしているかもしれない)

トップダウン型のアイドル育成方針

小春「私たちのスクールドレスは、みんなエルザ様のプロデュースでデザインされてるの」

ゆめ「エルザさんの?」

ローラ「セルフプロデュースを重視した、四つ星学園とは違うんだね」

真昼「まるで、生徒の個性を認めていないような」

エルザ「正しい意見ね」

一同「あっ」

エルザ「たしかに、私の指導によって、この船のアイドルたちは私色に染まる。だけど、そこからにじみ出る個性こそが、本物の個性じゃないかしら」

ゆめ「本物の・・・」

ローラ「個性」

エルザ「きららとはもう会ったのね」

ゆめ「あっはい」

エルザ「あの子も最初は私のプロデュースしたドレスを身に纏っていたの。けどそれを超える個性の輝きを放つようになった。だからブランドを持つことを許したのよ」

一同「あっ」

エルザ「また納得いかないような顔ね」

ゆめ「い、いえただ・・・」

真昼「納得していません。実際にヴィーナスアークのアイカツを拝見するまでは」

 セルフプロデュースなど、最初から個性を重視したアイカツをする方針の四つ星学園。

対してヴィーナスアークでは、基本的にエルザがプロデュースする。とはいうものの、エルザのコピーを作るのが目的ではないらしい。個性を殺した上で本当の個性が出てくるという。

個性的なアイドルを作るという最終目標は四つ星学園と同じで、その方法論が違うと言える

企業経営にはトップダウン型とボトムアップ型があるが、どちらもより高い利益を上げるという最終目標が変わらないのに似ている。

ヴィーナスアークがトップダウン型アイドル育成で、四つ星学園がボトムダウン型アイドル育成という感じか。

どちらも一長一短だとは思うが、アイカツスターズの世界で最終的に勝利するのはどちらの方法論なのか?

 真昼最強説!?

敵地であるヴィーナスアークに留学するにあたって、瓦300枚をリュックに入れて持参してきた真昼。

瓦ってけっこう重かったような・・・あぁでも、空手用のは軽いのかな?と思ったが・・・。

割れやすい空手瓦(試割り瓦) 黒帯

割れやすい空手瓦(試割り瓦) 黒帯

 

 上の瓦は10枚で20キロ、1枚2キロで、300枚だと600キロ!?

陸自の中でも精鋭の、空挺部隊の隊員が背負う装備でも約60キロだ*2(これはパラシュートも含めた重さ。着地の際に切り離すので、地上ではもっと軽い)

その10倍・・・ば、化け物か・・・あと破れないリュックもすごいが。

(物理的には)アイカツ界最強アイドルは真昼であることに異論は無いと思う。