アイカツスターズ!第95話 孤独な太陽 あらすじと感想
あらすじ
アイカツランキング決勝ステージ前夜。勝利を確信するエルザは、優勝してアイドル引退することを宣言する。レイはゆめにエルザを倒してくれと依頼する。
曲選び、ドレス選び、ダンスのレッスンなど仲間に助けられながら決勝に向けて準備する。
レイたちはエルザの説得をあきらめ、エルザの母のところへ行く。そして始まる決勝戦。エルザはパーフェクトなステージを披露する。ゆめはひめの言葉を思い出して何かを思いつく。
感想
アイカツランキングで優勝してアイドルをやめる。そんなエルザの衝撃的な宣言から今回は始まった。
エルザがヴィーナスアークを解散すると言ったときも、いろいろ察してヴィーナスアーク存続に希望を持ちつづけたレイでも今回は感情的にならざるを得ない。
レイですらそうなのだから、きららが泣き出してしまうのも当然だ。
ゆめ「うん、S4としてプライドとかもちろんそういうのもある。けど・・・私はエルザさんにアイドルを辞めて欲しくない!!」
ローラ「うん、そうだね。私もそう思う」
レイ「ありがとう。」
一同「え?」
レイ「私の気持ちも同じだ。確かに、エルザが突然ヴィーナスアークを解散すると言い出したときは驚かされた。たとえそうなっても、私やきらら、アリアは彼女の元から去ったり船を下りる積もりはなかった。しかし今度はアイドルをやめると言い出した。私たちはエルザを必死に説得したんだ。なのに・・・聞く耳さえもってもらえなかった。もう、私たちにできることはない。エルザとの絆は私たちが勝手に描いていた幻だったのかもしれない。ゆめ、この前の勝負をして感じたんだ。君にはエルザとはまた違った輝きがある。決勝ステージでエルザに勝って、彼女を止めてくれないか」
ゆめ「レイさんにそういってもらえて嬉しいです。私、全力でエルザさんにぶつかってみます」
ライバルであるエルザを止める(救う?)ため、主人公であるゆめが立ち上がるという王道的パターンで非常に熱い。
ゆめとエルザは多くの部分で対照的だ。
仲間を突き放して1人で戦うエルザに、仲間に助けられながら決勝に挑むゆめ。
それにゆめは去年S4になるという夢を叶えて、一番星になるという新たな夢持った。一方エルザは一番になるという目標を達成したら次ぎの目標を見つけるのではなく引退するという。
ひめやレイが言っていたようにアイドルに必要なのは完璧さだけではないと思う。
しかし、ゆめはゆめらしくどのようにエルザと戦うのだろうか?