アイカツスターズ!第58話 ミラクルオーディション!!あらすじと感想
あらすじ
ゆめとリリィ元に松花堂のユニットオーディションの出場権が届けられる。エルザときららや、M4の朝陽と望、シャイニーアカデミーの鳴瀬あゆみと青山ナオたちも参加する。
そして始まるオーディション。決勝に残ったのはゆめ&リリィとエルザ&きららの2組。
決勝の内容は、幸花堂のカフェ『Ko-cafe』の新メニュー開発。ゆめ&リリィは抹茶マロンロールケーキを作る。エルザ&きららはフランス人形の形をしたケーキ。これは幸花堂の社長が父親が作ったものを再現した一品。感激した幸花堂の社長。優勝はエルザ&きららに決定する。
ゆめとリリィは打倒エルザの決意を固めるのだった。
感想
エルザのプロ意識
エルザが幸花堂のオーディションに出場・・・結果優勝して女給さんの格好になったものの、ローラのようにたいやきの着ぐるみを着る可能性もあった(むしろ見たかった)
幸花堂の規模は大きそうだが、日本の企業だ。世界中を船で移動するエルザにとって仕事のたびに日本に来なければならないのも大変そう。
それでもお菓子もドレスもファッションだと言って参加したエルザのプロ意識の高さに驚いた。
情報を制す者はアイカツを制す
社長「これは・・・あぁ」
エルザ「ふふっ」
ローラ「幸本社長?」
社長「このフランス人形のケーキは先代社長、つまり父が幼い私のために作ってくれた幻の和ケーキなんです」
ローラ&ゆず&ゆめ&りりぃ「え?」
社長「フランス人形のイメージに、和の心を表す宝石のような金平糖を散りばめたドレス。父の思い出と共にあるこのケーキは、私にとって今でも最高の品です」
エルザ「そのケーキが作られたとき、幼いあなたはメロン味の金平糖が好きとおっしゃった。先代はそこにヒントを得て、フルーツフレーバーの金平糖を作られたんですよね」
社長「そこまで調べたなんて・・・」
そして情報戦によってエルザは勝利した。事前に調べていたのか・・・と思ったがそれだけではないはずだ。
例えば、第39話『四ツ星学園、危機一髪!?』のデザイナーオーディションでは主催者のピロシェンコは、流行を意識したドレスのあゆみや、ピロシェンコの母国ロシアを意識したドレスの森きらりではなく、自分の作りたいドレスをデザインしたリリィが優勝した。
幸花堂の社長は、自分の思い出の品を作ってくれたエルザ(ときらら)を優勝させたが、ピロシェンコは自分を貫いたリリィを選んだ。
つまり、主催者の性格や企画意図を読み取った上で、ベストな選択をする必要がある。そのためには主催者の情報を集めるだけではなく、集めた情報を分析する能力も必要だ。
今回、エルザがいかに高度なアイカツをしてるかを目の当たりにした。
三国志もいけるのか!?
オーディションの前、ゆめとの会話で桃園結義*1という四文字熟語を引用したリリィ。赤毛のアンなどの西洋文学やアーティストの名言だけでなく三国志演義も知っているのか・・・?
(ゆめと義姉妹になりたいと?じゃあ、ゆずかローラを加えて3姉妹でOK)