アイカツスターズ! 第59話 あなたにも輝きを あらすじと感想
あらすじ
自分のブランド、ベリーパルフェのプレミアムレアドレスのデザインを考えるゆめ。しかし良いアイデアが思いつかない。
小春の提案で、気分転換のため早朝釣りに行くことに。ローラ、真昼、きらら、レイも一緒だ。釣りを満喫し、船上でくつろいでいると、きららの帽子が風で飛んでしまい、それを取った小春は海に落ちる。
小春は無事救助されたが、足を怪我してしまう。念のため検査入院することに。お見舞いに行くゆめ。入院しているファンの子にベリーパルフェの髪飾り(サンプル品)を配り喜ばれる。ゆめはドレスのコンセプトを思いつき、ヴィーナスアークに帰りドレスのコンセプトを完成させる。
そしてプリミエールベリーコーデのお披露目ステージに立つゆめ。星のツバサは出現しなかった。しかし、ファンに喜んで貰えたことを喜ぶゆめだった。
夜、甲板でたたずむゆめのもとにエルザが現れる。教えを請うゆめに対してエルザは『世界一の星になりなさい』といい、そのためにはスタープレミアムレアコーデを手に入れる必要があると言った。
感想
思いつかないアイデア
ローラ「どう?デザインのほうは」
ゆめ「それがね・・・ずっと考えてたら、だんだんわからなくなってきちゃって」
小春「ゆめちゃん・・・」
ゆめ「まるで深い海の底をデザインが魚みたいに泳いでて、一生懸命釣り上げようとしてるのに、ぜんぜん無理ってかんじ。やっぱスランプなのかな」
ローラ「ゆめ」
全員「え?」
ローラ「スランプっていうのはね・・・実力がある人がなるものよ!!」
ゆめ「えぇ~!!」
真昼「思い切って、一回全部忘れてみたら」
ローラ「そうね、それもいいかも」
ドレスのコンセプトが思いつかないゆめ。
セルフプロデュースが基本なので、ドレスの組み合わせを考えるのは今までやってきたが、ドレスのコンセプトをゼロから考えるのはまた別の能力だ。
だから、ブランドのオーナーには『デザイナーとしてはまだ未熟』と言われていたが、実際には未熟どころか素人だ。ブランドのスタッフたちが助けてくれるとはいえ、もともとデザイナー志望だったリリィと違って辛いところ。
それにしても、正論だが辛口なローラ。
むしろローラだからこそ言えるセリフだ。ゆめとの信頼関係があってこそ・・・。
ホントウに大切なものは?
ゆめ「私思い出したんだ、初めてドレスを着たときのきらきらした気持ち。もっともっと素敵な自分になれる、輝けるって心から思えた」
小春「うん」
ゆめ「私が一番大切にしたいこと。私だけじゃなくて、みんなにももっともっと輝いてもらいたい。みんなをキラキラ輝かせる・・・それがベリーパルフェ!!」
小春「ゆめちゃんらしいね」
そして完成したプリミエールベリーコーデ。背中には大きなリボンがついていて、全身にリボンとハートのモチーフで女の子っぽい感じ。それでいて肩やお腹は露出しているように、セクシーさも兼ね備えたドレスだ。
星のツバサは出なかったが、自分だけではなく、他のみんなにも輝いて欲しいというゆめのコンセプトは素晴らしい。星のツバサよりもっと大事なものがある。
エルザ先輩・・・
思い悩むゆめに『あなたならできると信じている』と言い切ったエルザ。
お披露目ステージも見に来ていたし、そんなにゆめのことを評価していたのか・・・。
ひめ先輩のついでくらいにしか思っていなかったはずだが、考えを改めたらしい。ゆめはアイドルとしては、まだ成長中だと思うが、旅立ったひめ先輩にかわって、ゆめを導くのはエルザなのか?
(今のゆめには星のツバサは出せん・・・。エルザ・・・ゆめを導いてくれ)