アイカツスターズ!第85話 輝きを渡そう あらすじと感想
あらすじ
アイカツランキングで上位を狙うため、学園長から依頼されたゆずは、S4と幹部、それにアリスを招集して会議を開く。どのステージに出るか相談するゆめたち。ゆめは”みんな輝け”というオーディションに出ることに。
アリアはゆめとアイカツしたいと、同じオーディションにエントリーする。また、ゆめに指導を受けた、アリスたちもオーディションに参加する。
オーディションは自己PR。審査員と観客による投票で決まる。ゆめは緊張するオーディションの参加者たちをリラックスさせたり、励ましたり、衣装のコーデとメイクをしてあげる。それにより選べる衣装がなくなったゆめは、S4の制服のままオーディションに。そして得意の歌を披露、他の参加者、観客と共に歌う。
結果は他の参加者のサポートをしたゆめが優勝、ステージに上がる。ゆめのランキングは4位に上昇した。
感想
四つ星学園の危機再び!?
去年は経営危機、今年はヴィーナスアークの台頭と四つ星学園には毎年ピンチが訪れる。学園長のプレッシャーは半端ではないらしく、今回青汁と胃薬を飲んでいた。
だが、アイカツランキングにエントリーしているのがゆめ、真昼、ローラ、アリスの四人しかいないのはどういうことだろう?
あこがドラマのほうに力を入れていて、エントリーしていないのは前回聞いた。しかしその他にも四つ星にはS4のゆずやリリィなど大きな戦力になりそうなアイドルたちが温存されている。
一方、ヴィーナスアークはエルザたち四人はもちろん、人気が振るわず惜しくも退学になったアリスもアイカツランキングにエントリーしている。出てきてはいないが、他にも参加している生徒はいると思う。実力でも互角かそれ以上だというのに、数で圧倒されていては分が悪すぎる。
あと考えられるのは、ヴィーナスアークの生徒(元生徒も含む)しかエントリーできないことだが・・・。
ゆめP誕生
アイカツの世界はセルフプロデュースが基本だ。
これはマネージャーやプロデューサーがつく他のアイドルの世界とは違う。特に新人アイドルには重要な要素になってくる。具体的にはどのオーディションに参加するかやドレスや歌を選ぶこと。
しかし、ゆめがS4になったことで、オーディションを受けなくても仕事のオファーが来たり、ドレスはプレミアムレアドレスに固定だったりと最近はセルフプロデュースをしている場面が少ない。
今回は大物になったゆめが他のアイドルたちをプロデュースするという、成長した姿を見られたと思う。そしてプロデュースする能力も遺憾なく発揮できたのではないか。
思わぬ伏兵
このスタッフのお姉さんは、モブにしてはやたらピックアップされていた。
時間を告げてもさりげなくその場にいたり、ゆめがオーデションのテーマである”輝きを渡そう”の意味を悟ったときに、アップになったりしていた。これは何かあるな・・・と思ったら案の定、この人が一部始終を審査員に報告したおかげでゆめは優勝できた。
楽屋の中でも見られているとは、ゆめも予想していなかったと思う。このあたりはアイカツの難しさを感じた。