常在戦場

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アイカツスターズ!第97話 Bon Bon Voyage! あらすじと感想

あらすじ

ヴィーナスアークの解散を宣言したエルザ。生徒たちは解散しないように懇願するがエルザの決意は固い。ひめはエルザを説得し、生徒たちは座り込みをする。エルザはヴィーナスアークのラストステージでネオヴィーナスアークの設立を宣言する。

そしてネオヴィーナスとエルザたちは日本を去り海へ繰り出す。

 感想

ついに世界一になったゆめ。

記者会見でひめトレ、エルザサイズに次ぐ第3のトレーニング、ゆめアスロンを発表する。

真昼やあこは呆れていた。とはいえアイカツは体力が強調される体育会系の世界だ。

名実ともにトップアイドルになったゆめが新トレーニングを考案する・・・これこそアイカツにふさわしいと思う。

 

穏やかな顔になったエルザ

エルザちゃん・・・?ひめは裏ボス

いっぽう、アイカツランキングに破れたエルザは別人のよう。いつも険しい顔をしていたが、今は憑き物が落ちたように穏やかで優しい表情だ。

しかし、ヴィーナスアークの解散は撤回しないという。

エルザ「それに、行き先の定まらない船は危険すぎる。下手をすれば沈んでしまうことも。これ以上みんなに迷惑をかけることはできないわ」

ひめ「あなたのその素直な気持ち、ヴィーナスアークの子たちに伝えたら?」

まだ素直じゃないエルザを説得するためにひめ先輩がヴィーナスアークに。 そしてトランプから『私の切り札』と言って、さりげなく月のドレスを取り出すひめ先輩。

エルザ”ちゃん”?・・・そういえばひめ先輩は高校生でエルザは中学生だった。エルザに貫禄がありすぎて、中学生だということを忘れてしまう。

エルザがアイカツ!スターズ2期のラスボスだとすると、ひめ先輩が裏ボスっぽい印象だ。

じいや「本日のモーニングステーキはエルザビーフでございます」

一同「エルザビーフ?」

じいや「はい。エルザ様は究極のステーキを味わうために、ブランドビーフを作っていたのです」

エルザ「エルザビーフを食べるのは今日がはじめて。とっておきの日にみんなと一緒に食べたいと思って」

 ヴィーナスアークの生徒たちを朝食に誘ったエルザ。そこではエルザビーフを振る舞う。

ゆめに勝っても負けても、この日のためにエルザビーフを用意していたのだろう。牛を育てるのは一朝一夕では無理だからだ。エルザが仲間たちに素直になって、野菜も食べられるようになったのはよかった。

『私”たち”こそがパーフェクト』に変わったことも。

 そしてレイ、きらら、アリアと初ステージを行ったエルザは、誰でも入学できるネオヴィーナスアークの開校を宣言し、日本から去って行った。

誰でも入学できるというのは、革新的だ。四つ星学園やスターライト学園など、入学試験があるのが普通だから。

もっとも、入ることはできてもついていけるかは別問題なので、どんどん脱落していくスタイルなのかもしれない。

船である以上、ヴィーナスアークの容量の問題もある。

アリスもエルザと和解し、ヴィーナスアークに戻れたし、エルザたちの新たなる旅立ちは期待に満ちているが、1つだけ残念なことがある。

有莉ちゃんがユーリとユニットを組んでヴィーナスアークに行ってしまったことだ。

アイカツスターズの初期からたびたびゆめを助けて、時には導いてきた有莉ちゃんが四つ星学園から去ってしまうとは。

『おめでとうございま↑ーす↓』を聞くことはもうできないのか・・・?