懐かしい昭和のデパートの大食堂 京都市『大丸京都ファミリー食堂』
いまから約30年前、昭和の時代のデパートには大食堂といって、いろいろな種類のメニューが食べられるファミレス的なものがあった。大型スーパーにあるフードコートが役割としては近いのかもしれない。 平成27年現在、大食堂はすっかり廃れてしまった。少なくとも愛知県にはないようだ。
そもそもデパートそのものが廃れているのか? 以下のサイトによると、最近は売上が少し回復しているが、昔に比べるとかなり落ちてるように見える。(ただし、デパートだけでなくスーパーも含んでいる)
自分が(検索で)調べた限りでは、少なくとも大食堂は6つ残っている。
これ以外に知っている人がいたらコメントやTwitter等で教えてください。お願いします。
東京都大田区 ダイシン百貨店 http://www.daishin-jp.com/ ファミリーレストラン
2016年5月に閉店
岩手県花巻市 マルカン百貨店 http://www.marukan-group.jp/shop/department.html 大食堂 2016年6月に閉店
今回は大丸京都8階の名食街にあるファミリー食堂を紹介する。
以下の画像を見て欲しい。
洋食、中華、和食、デザートなど種類は一通り揃っている。
ディスプレイを見て食べるものを決めたら、奥のレジで食券を購入する。
これだけメニューがあると、何を食べるか迷ってしまう。大食堂といえば代表的なものはお子様ランチだろうか?
でも大人でお子様ランチは頼みにくい(頼めない?)そんな人のために大人のお子様ランチというものがある。
今回はこれを食べることにした。
内装は学校や合宿所の食堂といった感じ。コップの水が空になると、エプロンをしたウエイトレスさん(給仕さん?)が笑顔で水を注いでくれる。ウェイトレスさんの制服も今風ではなく昭和風だ。
そしてこれが大人のお子様ランチ(1380円)
少し値段は高めだが、作る手間を考えればこんなもんだろう。
オムライス、魚のフライ、ハンバーグ、ポテトなど。左の緑色の物体は抹茶プリン。
水のコップと比較して貰えばわかるが、皿がかなりでかい。そこにこれでもかと料理が載っている。
いろいろな種類のものを少しづつ食べれるので、贅沢感がある。食べ応えもあるし、腹いっぱいになる。
そしてなにより・・・大人がお子様ランチを食べるという経験は他ではなかなかできないことだと思う。