アイカツスターズ!第94話 真昼の輝 あらすじと感想
あらすじ
アイカツランキング決勝に出場するためにエルザと対戦することになった真昼。ステージ前に思い悩み瓦を割りまくる。それを心配するファンの3人とアリア、それにゆめたち4人は真昼を励ます。
ステージを行うエルザと真昼。勝ったのはエルザだった。
ゆめと競い合うチャンスはまだあるという真昼に対して、小春は自分も次のS4を目指すと宣言する。
感想
アイカツランキング第二回戦、エルザVS真昼の戦いに決着がついた。
普通に考えたら、決勝戦は主人公であるゆめとエルザだと思うので、真昼は負けるだろうな・・・と予想していたが、先行がエルザだったり(ライブでは後攻のほうが勝率が高い)メーターが最初は真昼のほうが進んでいたりと、最後まで目の離せない展開だった。
香澄姉妹の物語
ツバサ「それに、午後は香澄とエルザフォルテの一騎打ちだ。姉としてなにかアドバイスしなくていいのか?」
夜空「大丈夫、真昼なら心配いらないわ。もう立派に自分の道を進んでいる。それにあの子の輝きは太陽にもかき消されない」
真昼を語る上で、外せないのが姉である夜空の存在だ。
一期のころは確執からの和解、そして乗り越えるべき存在になるなど香澄姉妹の話はとても感動した。
今回真昼はステージ前に思い悩んでいて、久々に登場のファン3人+アリア+ゆめたちに励まされて立ち直った。
だが、夜空はステージ前にはあえて何も言わず、真昼のことを信じ切っている様子だ。
真昼「あ、ごめん」
夜空「あ?」
真昼「お姉ちゃんからロマンスキスと美組のS4を受け継いで、自分なりに頑張ってきたつもりだったけど、結局最後の最後で負けちゃった」
夜空「負けて悔しかった?」
真昼「・・・少し」
夜空「そっか。今だから言うけどね、去年のS4戦で真昼に負けたとき・・・実は私もちょっとだけ悔しかった」
真昼「え?ぷ、あはははは。なーんだ、そうだったんだ」
夜空「やっぱり私たち、姉妹よね」
真昼「うん。ねえお姉ちゃん、今夜は私のお部屋でずっとお話しない?今日のことと、これからのこと」
夜空「もちろんよ、私もそう思って真昼を呼び出したの」
真昼「やった!」
エルザほどではないが、真昼も強がって本音を出さないことがある。今回エルザに負けても、ファンやゆめたち仲間の前では平然としていた。逆に小春にエールを送っていたくらいだ。
しかし本当は負けて悔しかった真昼。美組S4であり四つ星学園代表として責任感もあったのだろう。負けて平然としていられるわけがない。
そして真昼が自分の本当の気持ちを打ち明ける相手はお姉ちゃんだった。夜空の前では真昼も普通の女の子でいられるのかも。