アイカツスターズ!第42話 幼なじみのふたり あらすじと感想
あらすじ
四ツ星レーベルでは、舞組のミュージッククリップを取ることに。プロデューサーはゆずともう1人のペアで取りたいと言う。しかし、舞組内にはダンスでゆずについて行ける人材がいないことが発覚する。
ハルカや他のS4は撮影に参加できず、ゆめたちはリリィに頼みに行くが、断られる。
だが、ゆめとローラはもう一度リリィに会い、説得する。
撮影当日の朝、一緒にステージに立つという、子供のころのゆずとの約束をリリィは思い出す。
約束を果たすため、スタジオに現れたリリィ。ゆずと一緒に撮影に挑む。
感想
前から疑問に思っていたことがある。
S4と幹部の実力差はどの程度なのか?ということだ。
舞組に関しては今回はっきりした。幹部の2人ならばきっとゆずについて行ける・・・と後輩に言われていたが、結果ついていけなかった。
やはりS4の壁は厚い。
せめて、夏フェスの時にゆずとステージに立ったハルカがいてくれれば良かったが・・・
南極(?)での撮影中で参加できず。
先週はいたのに・・・なんてこった。
リリィ「いいえ、お礼を言わなければならないのは私です」
ミキ&咲耶「ん?」
リリィ「2人で一緒に歌い踊るという遠い日の約束、今ようやく果たせました。ゆずも覚えていてくれたのですね」
ゆず「もっちろんだぞ」
リリィ「本当にありがとうゆず。あなたは子供のころから、私の太陽でした」
ゆず「ん?それ逆だぞ」
リリィ「え?」
ゆず「ちっちゃいころから色白で美人さんのリリアンヌは、ず~っとゆずの太陽だったから」
ゆずとリリィはアイドルとしては正反対だ。だが、ゆずやローラが言っていたように正反対だからこそ組む価値がある、とも言える。
また、お互いを太陽だと思っていたこと以外にも共通点がある。
素直になれないところだ。
リリィはゆずとペアを組むを渋っていたが、ゆずもリリィと組みたいと自分から積極的にいうことはなかった。
『リリアンヌ、来てくれるの?』と言ったときの期待している表情(画像1枚目)から一転、リリィが断ったことを聞いたゆずは、一瞬真顔になる(画像2枚目)
ハイテンションで笑顔の多い普段のゆずには、考えられない表情だ。
3枚目の『それはそうだぞ』と言った時、顔は笑顔になったが、腕を組んでいる。
ミキと咲耶の前だから、無理をしていると感じた。
デーブ先生も『口にこそ出さないが、二階堂も寂しい思いをしているのかもしれない』と言っていたが、実際に寂しい思いをしているように見える。
なぜ、ゆずは自分からリリィに組んで欲しいと言わなかったのか?
それは天才ゆえの孤独もあるだろうし、舞組の仲間たちを差し置いてリリィを誘いに行けないという、S4としての責任感もあるだろう。
同じように幼なじみを持つゆめの説得がなければ、リリィを動かすことは難しかっただろう。
ゆめがリリィを説得するのを諦めなくて本当によかった。今回、ゆめは主人公らしく良い仕事をしたと思う。
先日、アイカツ!スターズの新シリーズが4月から始まることが発表された。
新キャラについてはまだなんとも言えないが、キービジュアルを見る限りゆず以外のS4の3人は卒業するようだ。
そうなると、ゆずとリリィの2人が四ツ星学園を背負うことになるかもしれない。