アイカツスターズ!第33話 迷子のローラ!? あらすじと感想
あらすじ
実家でのレッスンを終えたローラは、SPAリゾート奥ノ谷に向かう。
そこでイベントを行うリリィのサポートを、学園長から指示されたからだ。
イベントのサポートだけでなく、接客や掃除などの雑用をさせられることに、戸惑うローラ。
だが、客に紛れ込んでいた日本のロックの第一人者で、四つ星学園歌組の元担任の内田栄吉やリリィの指導を受ける。
そして、ライバルに勝つためではなく、自分自身のために歌うことをローラは決意した。
一方、練習を張り切るゆめを見て、心配になったひめは、学園長にゆめを休ませるように要請する。
学園長はひめに、初期のS4で今の歌組を築き上げた元トップアイドル「雪乃ほたる」は、アイドル生命を絶たれた自分の姉であることを打ち明ける。
感想
ローラ×リリィという斬新な組み合わせ。
しかも今回は温泉回・・・ではなく、温泉にはつからなかった。
第26話でリリィはゆめを導いた。
メンタルの強いリリィ先輩がローラのことも導いてくれるに違いない。
実際、内田永吉と一緒に導いてくれた。
(スランプのときに師匠の師匠が出てくるのも、熱くてよかった)
(おばあさんの肩を揉むローラ)
ローラ「けど、これってほんとうにアイカツ?アイカツって、もっとキラキラしているもんなんじゃ・・・」
永吉「何がキラキラじゃ、えらそうに」
ローラ「え?うわっ」
永吉「キラキラしてないのは、お前さん自身じゃないのか?うん?」
ローラ「・・・」
アイカツは、かなり抽象的で、広い範囲の意味で作中では使われている。
自分は疑問に思うことがある。
どこまでアイカツなのか?
多分、すべてがアイカツに繋がっているのだろう。
ローラが戸惑うのも無理はない。
第28話でゆめのバレー経験が役に立ったように、なにがアイドルとしてやっていく上で役に立つかは事前にわからない。
やれることは、試行錯誤しながら、できるだけ多くの経験を積むことくらいだ。
だったら、温泉で働くのも悪くない。
ローラ「リリィ先輩、自分のために歌っているなんて、嘘に決まってる」
リリィ「まだ、わかりませんか」
ローラ「ああっ!」
リリィ「自分自身が感動できない歌は、他人を感動させることはできない」
永吉「それが、リリィの生き方というわけじゃな」
他の人のために歌う、というほうがアイドルとしては一般的かもしれない。
だが、リリィは一貫して自分のために歌うという。
ファンはそれについて行く、つまりカリスマ型のアイドルだ。
ローラもカリスマ路線を目指すことに決めたらしい。
ようやくスタートラインに立ったと言える。
今後、ゆめとどのようにアイカツをしていくのだろうか?