アイカツスターズ!第44話 春の予感♪ あらすじと感想
あらすじ
S4戦に向けて猛烈にレッスンするローラ。だが何をしたら良いか悩む。
同じく悩む真昼は姉のアドバイスで、ステージに上がる機会を自分で作るよう助言される。
真昼はローラに一緒にイベントをやろうと提案し、ローラも了承する。
ゆめとあこのサポートもあり、イベントは無事終了。
2人はグレードアップグリッターを獲得する。
感想
ローラと真昼が組んだ。
映画のアイカツ!アイランドは、学園長の陰謀によりローラは真昼と組みそうになるが、最終的にゆめを選んだ。
ゆめ×ローラは正義。
でも、ローラ×真昼のように似たような性格の2人が組むのも『面白いじゃない!』
映画では組まないんだ・・・と思っていたら、半年経ってようやく達成された。
夜空「そうね、自分を磨くことしか考えてなかったわ。美容について研究したり、それこそ倒れるまでレッスンしたり。でもなにより大切なことがあるわ」
真昼「え?」
夜空「それはね、できるだけ多くステージに立つことよ。ステージはすべてのレッスンの集大成。レッスンも大事だけど、本番に勝る経験はないわ」
真昼「ステージ・・・でも今は」
夜空「機会が無いなら」
真昼「はっ」
夜空「自分で作っちゃえばいいのよ」
真昼「え?」
夜空「ステージなんて、学園にいくらでもあるじゃない」
アイカツでもアイカツスターズでも、レッスンの重要性については散々言及されている。
ゆめたち新人アイドルは必死でレッスンするし、トップアイドルの美月さんですら、床がすり切れるまでレッスンをしていた。
しかし、本番でしか学べないことがあるのは間違いない。
そのことに言及しているのは珍しい。
頭脳派の夜空先輩ならではの、高い視点に立ったアドバイスだと思う。
機会を自分で作るべきだというのは、主体性を持ってアイカツするべき、というS4ゆえのアドバイスではないか。
(良いお姉ちゃんがいて真昼は幸せだ・・・)
真昼「私、好きだよ」
ローラ「え?」
真昼「ローラとゆめの関係」
ローラ「なぁに?いきなり」
真昼「S4の座はたった1つなのに、お互いに励まし合ってアイカツしてるから、見ているこっちもすごくやる気になれるの」
ローラ「真昼・・・」
真昼「私は、お姉ちゃんから刺激を受けるだけじゃなくて、お互いに刺激し合う関係にならなきゃいけない。2人を見てると、その思いがどんどん強くなるの」
ローラ「それ、ゆめが聞いたら泣いて喜ぶと思う」
(中略)
ローラ「正直ね、ゆめに負け続けて悔しくてしかたなかった。でもアイカツは勝ち負けじゃない。自分らしく輝いたその先に、S4っていう未来があると思うんだ」
真昼「はっ」
ローラ「何て言いつつ、私が輝いていられるのは、ゆめのおかげ。ライバルのゆめには、ありがとうの言葉しかない」
真昼「それ、いつか伝えられるといいね」
ローラ「やだ、恥ずかしい」
真昼「ふふふ」
ローラ「まぁ、S4になったら言えるかな」
真昼「じゃあ、はやくならなきゃ」
S4になれるのは、各組で1人だけ。
それを唯一の目標とした場合、あこや真昼はともかく、同じ歌組であるゆめとローラの利害は対立する。
それでも2人は、助け合い、刺激し合ってアイドルとして成長してきた。
今回のライブも、ゆめは率先してローラたちをサポート。
こんなに素晴らしい関係はない。
だが、次のS4戦の後はどうなるのだろうか。
リリィなど、ゆめとローラ以外が歌組のS4になる可能性もあるが、2人のどちらかS4になった場合・・・その時こそ、2人の関係が試される。
(自分は2人の絆を信じている。ゆめ×ローラは正義だから!!)