常在戦場

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アイカツにも勉強は必要? アイカツスターズ!第68話 ヴィーナスアークのこわ~いウワサ! あらすじと感想

あらすじ

 ヴィーナスアークでは学力テストが行われる。学力テストに不合格だと”何か”がでる開かずの間に入れられるときららは言う。時間が無いゆめたちはそれぞれ苦手な教科をリリィやあこたちに教えて貰う。

最終教科の英語のテストは、エルザの発案で取材にきた米国人のインタビューを受けることに。ゆめたちは学んだことを活かし、無事合格する。

ユーリに言われて、開かずの間を調べに行くレイとゆめたち。中ではきららが携帯ゲームをやっていた。きららが開かずの間の噂を流したのは、テスト期間にゲームをしていることを𠮟られるのを恐れてのことだった。

感想

 アイカツにも勉強が必要?

今までアイドル以外の勉強をしている描写がなかったゆめたち。四ツ星学園は私立っぽいが、中学校である以上は普通の勉強もしているはず。ヴィーナスアークはエルザの一存でテスト内容を決めているし、どんな扱いなのかよくわからないが、いずれにしろテストの開催の発表が一週間前はキツい。

テスト範囲は小春が持ってきたテキストからというが、『中学英文法』とか『中学数学のすべて』など中学校で習う範囲全部か・・・古文まであるとは。

リリィ先生 担当科目=国語

純文学から三国志ドラッカーまで読みこなすリリィに国語を習うのは上策と言える。とはいえ、ゆめが苦手なのは漢字の書き取り・・・そこで巨大筆で書道をやることに。

今日のリリィは白いコートを着ているな、熱いから?・・・と思ったら、下に袴を着てたきた。この格好での書道は書き初めのとき以来。

確かに覚えやすそう。だが、中学校で習う漢字は1130字らしい。*1そのうちゆめが覚えていない漢字がいくつあるかわからない。仮に100字だとしても、すべて巨大筆で書いていては体力が・・・。

 あこ先生 担当科目=数学

ローラ「数学って苦手なんだよね。特に興味がないっていうか」

あこ「う~ん(首を横に振る)、あらあらまあまあ。そんなことではアイドル失格ですわよ、桜庭ローラ」

ローラ「うーん(怒)」

あこ「わかっていませんわね、アイドルと数学は切っても切れない関係」

真昼「どういうこと?」

あこ「例えばこんな問題・・・一本120円のペンx本が売れて、残りがy本である、これを効いてどう思いまして?」

ローラ「どうでもいいじゃない」

あこ「ではこうすればいかがですこと?ローラのライブでx枚のチケットが売れて、残りはx枚である、さあ、自分のライブに当てはめて考えてみるとどんな数式になりまして?」

ローラ「えっと、会場が500席だったとして・・・」

あこ「ほら、興味湧きましたでしょ?」

ローラ「あっ」

あこ「ホールの客席、チケットの枚数、ファンの満足度等々アイドルの周りに数学や計算はたくさんありますわ」

数学が苦手なローラのために、あこが教えてくれることに。

抽象的な数学の問題を具体的なものに、できれば身近なことに置き換えるべきだと。あこはなかなかいいことを言っている。

もちろん、高度な問題になってくるとこの方法では難しい。しかし、数学に苦手意識をもっているローラのモチベーションを上げたのはさすがだ・・・コトコトピンポンアイドル?

 ゆず先生 担当教科=英語

真昼は英語が苦手らしい。フランス語のほうが得意なのは、ファッション関係がフランスが中心なのと、お姉ちゃんが留学しているから

国語=リリィ、数学=あこというのは想定の範囲内だったが、英語がゆずなのは意外だ。(ハリウッドに留学しているツバサだと予想していた。現在帰国しているし)

そしてスイーツを食べながら、海外のミュージカルを見る一同。

英語に関しては、習うより慣れろ的なことがよく言われる。ミュージカルを見て速攻マスターとはいかないが、ローラが言っていたようにモチベーションを高めて英語への苦手意識を減らせたか。

どこで役に立つかわかない

そしてエルザの発案で急遽、英語のペーパーテストが外国人からインタビューを受けることに。

ペーパーよりもコミュニケーションを重視しているあたり、アイカツっぽい。

小春「よく思いついたね、ゆめちゃん」

ゆめ「勉強したときのことを思い出したら、ヒントがあったんだ」

ローラ「勉強ってほんと、何がどこで役に立つかわからないってことね」

真昼「ふふふ、そうね」

 ゆずに学んだ英語以外でも学んだことを活かして日本の文化を紹介するゆめたち。リリィにならった書道が早速役に立った。真昼の空手やローラの折り鶴、和スイーツなど身近なことを紹介するのは、あこの教えを実戦している。

未来は不確実なので、より幅広いことを学ぶ必要がある、何がどこで役に立つのはわからないから。これが、今回の教訓だろうか。