アイカツスターズ!第53話 オープンセサミ!星のツバサを手に入れろ!あらすじと感想
あらすじ
エルザのドレスを見たリリィは、自分のブランドのプレミアムレアドレスを制作することを決意した。
ゆめも自分のブランドイメージを固めようと思い悩み、リリィに相談する。リリィの決意を聞いたゆめは、リリィを手伝うことに。
青いバラをモチーフに使ったドレスにアクセントが欲しいというリリィ。ゆずの提案で外に出かけることにする。
カフェに行く三人。鳥籠に入った白い小鳥を見たリリィはアイデアを思いつく。
ドレスを完成させたリリィはお披露目ライブを行う。ライブの最中ドレスに星のツバサが生える。リリィはスタープレミアムレアコーデを手に入れて、アイカツシステムに認められたのだった。
感想
所有と経営の分離?
アイカツの世界では、各ブランドに専属のデザイナーがいた。アイカツスターズになってからは、(リリィを除く)デザイナーは出てきていない。グリッターを使って自分でドレスメイク出来るのが売りだからだ。
しかし、今回ゆめのブランドBerry Parfaitのオーナーである風上結子さんが登場した。
オーナーという肩書きだが、この人がデザインもしているのだろうか?デザイナーを兼任していてもおかしくない、個性的な服装だ。
大まかなドレスのテーマはミューズであるアイドルが考えて、それを細かいところまで具体化するのがデザイナー(オーナー?)の仕事らしい。
もともとデザイナー志望のリリィや、ファッションに詳しい真昼はともかく、ゆめやあこには難しいかもしれない。ステージ上での能力とドレスをデザインする能力は違うのだから・・・とはいえ『ドレスを制する者はアイカツを制す』と言われては避けて通れない。
(ジト目のローラ可愛い)
青いバラと白い小鳥
リリィ「ええ、女の子の数だけ美しさがあるとしたら、その美しさを無限大にするのがドレス。様々な表情で私たちを彩ってくれます。」
ゆめ「あっ、はい?」
リリィ「ドレスはいつも流行に左右されます。だから一時放ったまばゆいまでの光も、いつかは色あせてしまう。私のブランドでは、時を得てもなお輝き続けるドレスを作りたいと思っていました」
ゆめ「はい」
リリィ「先日、それを目の当たりにしたのです」
ゆめ「え?」
リリィ「エルザフォルテのスタープレミアムレアコーデ。あの星のツバサは、永遠に輝く続けるものです」
ゆめ「あっ」
リリィ「そこで私は、封印を解く決意をしたのです」
そして完成したロゼッタソーンコーデ。
やはり女王みたいなという比喩が似合う。エルザのドレスと違うのは、エルザはゴージャスな感じがするが、リリィは色合い的にクラシックでフォーマルな感じ。それでいて、鳥かご型のワイヤーパニエが付いているなど斬新だ。
一時の流行ではなく、狙い通りに長い間愛されるドレスになるのではないか。
ゆずリリは無敵
『素晴らしいドレスは、健全な精神から』といって腕立て伏せを二回達成したリリィ。前にも書いたが、体力が物を言うアイカツの世界では、リリィは大きなハンデを背負っている。
でも大丈夫だ。理由は2つあって、1つ目はリリィのメンタルが尋常じゃなく強いこと。
もう一つはゆずがいるから。
今回のドレス作りも(ゆめも手伝ったが)ゆずの貢献度は非常に大きい。一人で思い悩んでしまうリリィに、とにかく元気なゆず。お互いに補い合っていると思う。一人一人は万能ではなく、弱点もあるが、二人なら乗り越えられる。こんなに素晴らしいことはない。
(・・・ゆずリリもいいね!!)