アイカツスターズ!第75話 香澄家の休日 あらすじと感想
あらすじ
両親が久々に揃うということで、実家に帰る真昼、朝陽、夜空の三人。三人で動物園に出かけようとするが、朝陽と夜空に仕事が入ってしまう。一人残って掃除をする真昼。そこにゆめ、ローラ、小春、あこの四人が尋ねてくる。四人は真昼の家を見学することに。
四人が帰って、ひとりになる真昼のもとに、ローラが忘れたアイカツモバイルを取りに戻ってくる。寂しがる真昼をローラは元気づける。
一方、イベントを行うあこは、一緒に出演するきららが渋滞で遅れて一人でイベントの時間を稼ぐ。ヘリに乗った真昼はイベント会場へ急行し、パラシュートで降下。きららが来るまでの間、ステージを行う。その後きららが会場に到着する。
家に戻ってきた真昼は、(一カ月早い)誕生日を家族で祝うことに。
感想
真昼のプライベート
今回は、真昼のプライベートに迫るお話。結論から言うと、真昼の魅力が満載だった。
アイカツ!スターズの登場人物たちは基本的に寮生活なので、家族や実家があまり出てきこない。主人公のゆめですら両親は数回しか登場していないし、あこにいたっては両親実家ともに謎のままだ。
このあたりがプリキュアと大きく違う点だ(プリンセスプリキュアを除く)プリパラは当初はらぁらの家族が出てきたが、アイドルタイムプリパラになって寮暮らしになった。
真昼は姉と兄は出てきていたが、両親と実家の詳細が判明するのは今回が初だ。
真昼の実家はタワーマンションの高層階にある。両親ともに仕事が忙しく、家にあまり帰ってこないというが、夜空は留学、真昼は寮暮らし、描写がないが朝陽も多分寮だろう。この家は普段は誰も住んでいないのようだ。
母親はモデルで父親は経営者らしい。母親は真昼よりも夜空に似ていると思う。ルックスだけでなく、しぐさもそっくりだ。真昼は父親似なのだろうか?
真昼のさまざまな一面
そして公開される真昼の部屋。
何も物がなくてすごくシンプルか、瓦や巻きわらなどのトレーニング器具が置いてあるのを想像していたが、意外と可愛らしい感じ。
そして家事をこなす真昼。アイカツ!スターズのアイドルたちは、なんでもこなしている印象がある。しかし寮暮らしなので、家事をしているのはあまり見かけない。今回真昼が家事をしているのは新鮮だった。
さらに遊びにきたゆめたちに世話を焼くなど。ローラに『お母さんみたい』と言われるように、真昼には家庭的な一面もあるのだ。
ローラ「あはははは」
真昼「もう、そんなに笑わないでよ」
ローラ「ごめんごめん、でもあの香澄真昼が寂しいなんて」
真昼「だって、お母さんたちはいつも仕事で忙しいし、兄さんは友達と遊んでばかり、私のお姉ちゃんは留守番しながら一緒にお絵かき。結局そのお姉ちゃんまで四つ星に入学しちゃうし」
ローラ「でも、なんかわかる気がするその気持ち」
真昼「え?」
ローラ「うちもね、演奏旅行とかで両親は留守が多かったんだ」
真昼「そうなんだ」
ローラ「四つ星に入ってからは、ずっとみんなと一緒だったから忘れてたけど、一人でお留守番するのって寂しいよね・まあ今日は残り少ないオフを楽しみなよ。明日からはいやでも一人にさせないからさ!」
真昼「ローラ・・・」
現S4の中でも実力派で、普段は自身たっぷり、さらに空手を嗜み瓦を割る強いイメージがある真昼だが、一人での留守番は寂しい。
超人アイドル真昼も普通の女の子。意外な側面が見られた。
あと、『明日からはいやでも一人にさせないからさ!』というローラの言葉は非常に頼もしい。
あこのピンチにはヘリから降下して助けに来る。
背嚢はかなりの重さのはずだが、瓦を300枚背負える真昼にとっては余裕だろう。パラシュートにはかえで寿司・・・ではなくて一日百枚と書いてあった。もちろん瓦のことだと思う。
真昼を好きになるしかない
そして極めつけはコレ。あこにしかられて泣くきららを優しく抱きしめる真昼。その顔は慈愛に満ちていて、女神のよう・・・。
これだけさまざまな面を見て、真昼のことを知ってしまったら、真昼のことを好きになる意外の道はない。